高齢出産を経験してきた鍼灸師からのメッセージ
実は、私も子供が出来ずに悩んでいた時期があります。
親しい人達には話していませんでしたが、私達夫婦は結婚してから5年ほど子供が中々出来ず悩んだことがあります。現在8歳になる長男を授かるまで6年、次の長女を授かるまでそこから実に8年の月日が掛かってしまいました。
初産で35歳。
第二子の長女の妊娠がわかった時には、私達夫婦は(同級生なので)43歳。喜びもすごく大きかったのですが、正直、年齢と向き合ったとき不安な部分も相応にあったのです。
下記のリンク先に掲載している内容は、私たち夫婦が15年かけてきて気がついたこと、そして妊活をしている皆さんに、是非、知っておいておいて欲しいことを書いておきました。
私達夫婦は、第二子の出産のとき、実際にストレスにより成長が遅れてしまうなど、大変危ない経験もしております。
それこそ命がけの内容です。
ですので、ここから先は、本当に困っている方、なんとか現状を変えていきたいと、お考えの方にこそ読んでみて欲しいのです。
それは、高額なサプリメントを使ったり、病院で高額な治療を受けたりすることではありません。
何も難しいことは無く、聞けば簡単、誰にでも出来る簡単なことだったのです。
※妊活のために体質を改善させたいとお考えでない方へは、あまりお役に立てない内容となっていますので、ご注意ください。
手軽にできる耳つぼ妊活ケア
①東洋医学と耳つぼ刺激で身体の興奮を抑える
耳ツボは耳介療法といって、1957年にフランスのDr.ノジェという先生がドイツの鍼灸雑誌に発表したものです。(フランス・ドイツでは、代替医療が盛んで耳つぼや鍼灸治療も行なわれています。)
ハリ治療で妊娠率アップ
体外受精の前後に、女性の体をリラックスさせる鍼施術をすると、妊娠率が大幅に向上するという研究結果を、ドイツと中国の研究チームがまとめた。米生殖医療学会誌に掲載された報告によると、同チームは、体外受精を受ける女性百六十人を二グループに分け、一方には体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後にハリ施術を実施。残りのグループには、鍼施術をせず通常の体外受精を行った。
その結果、鍼施術グループの妊娠率は42.5%に上り、通常施術の26.3%を大幅に上回った。体外受精の妊娠率は、高くても三割程度とされ、繰り返し施術を受けるカップルの精神的、金銭的な負担が問題になっている。妊娠率が向上する詳しい理由は分からないが、同学会のサンドラ・カーソン次期会長は「確実に検証されれば、妊娠率向上に役立つ手法になる可能性がある」と注目している。
2002年(平成14年)4月30日 夕刊 讀賣新聞
針灸治療で流産を抑止
2003年(平成15年)6月24日 朝刊 中日新聞
不妊治療に針きゅう効果
2001年(平成13年)12月28日 朝刊 中日新聞
ここみの杜は不妊で悩む女性のための相談室
当時の私達夫婦もそうでしたが、こういった相談ってどこにしてよいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
近い友達や身内などにも相談しにくいと言うか…
そんな経験もあったものですから、私のところでは相談しやすいようメールにて無料の相談室を設けております。
いくつかの簡単な質問をさせていただき、そのメールをもとに体質を判断し、その方一人一人にあった改善策や生活習慣のアドバイスなどさせて頂いてておりました。
本来はお会いしてお顔などを拝見し病証を判断するのが一番ですが、メールのやりとりだけで解ることも多いので、お気軽にお申し込み頂ければと思います。
最後に…
最近、密かに不妊で悩まれてる若いご夫婦が、ものすごく増えていると知り合いの美容師さんがおっしゃっていました。
私もその一人だったわけですが、若い頃は続けていればそのうち授かるのだろうと思っていた時期もありました。
しかし、その結果は…もう、ご存知ですね。^^;
こんな些細なことでと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、妊活では、このほんのちょっとの知識の違いが、のちのち大きな差となって現れてしまうということを、私達家族の体験談を通して一人でも多くの人に知ってもらいたいのです…。
この思いが一人でも多くの方に伝われば幸いです。
ここみの杜鍼治療室
院長 陳駿輝