授かり憎いのは、自律神経の乱れが原因か?
体の不調や不妊のことで悩まれてる30〜50代の方で、慢性的な肩こりや腰痛が気になる場合、その原因は自律神経が乱れていることによる可能性が高いのです。
- 肩こり・腰痛などの痛み
- 手足の冷え・お腹の冷え
- 生理不順などにみられる月経困難症
- 慢性疲労・うつ傾向・不眠
- 原因不明のめまいなどの体の不調
上記の中で2つ以上該当するようであれば、自律神経が乱れている可能性があります。
私は鍼灸師ですので、もちろん痛みには詳しいです。
というより専門家でもあります。^^;
そして長年、耳つぼを用いた施術をやってきているので、食事やプリメントを用いた栄養医学などにも詳しいです。
そこで、今ご覧になっているあなたに質問です。
よく、ストレスによって体重が増えたり、食欲が増したりすることってありませんか?
いわゆるストレス太りと言うやつですね。
実は最近、食事の仕方によっては自律神経を大きく狂わせてしまう、そんな衝撃の事実が医学的にも証明され始めています。
なぜ?ダイエットの専門家だった私が不妊鍼灸をはじめようと思ったのか
- 年齢と共に体重が増加傾向である
- 立っているだけで腰が痛くなってきた
- やる気が出ないことが多くなってきた
- 毎回、生理痛がきつい
悩まれている方の場合、こういった症状に悩まされている方って多いのではないでしょうか?
上記の内容に思い当たることがある方。
実は、自律神経の状態だけの問題で、生活習慣を改めることで、あとちょっとで妊娠できてしまう状態なのかもしれません。私の知っている東洋医学やダイエットの知識が、あなたの妊活のお役に立てるかもしれないのです。
自律神経の興奮は血流の悪化を引き起こす!
食事によって自律神経が大きく乱してしまう場合、血糖値スパイクという血糖値の乱れが原因になっているとも言われています。
もしかすると、ご覧頂いているあなたも普段の食事によって、自律神経を大きく狂わせてしまい、何をやっても妊娠できないという負のスパイラルに陥っているかもしれないのです!
- 無性に甘いものが食べたくなる
- 食後すぐにお腹が空いてくる
- 寝る前に必ず間食してしまう!
上記のような症状が出始めたら注意が必要です!
最近、子供を授かりにくの原因は、子宮や卵巣への血流が滞ってしまっていることから起きていると言うのが有力です。
つまり、血流が悪いと妊娠し難い。
簡単に言ってしまえば、こういうことのようです。
そして血流の滞りは自律神経の興奮によっても引き起こされます。←ここがポイントです。
逆に自律神経を癒やすことは、妊娠しやすい体質改善になるということでもあるんですね。
先ずは、身体の興奮を抑えることを優先して欲しい
ご覧になっている方の中には、人工授精などの高度生殖医療を検討されている方もいらっしゃると思います。
ただ、実際に不妊を経験してきた専門家として心配だなぁと思うのは、神経の興奮をそのままに、生殖医療を進めていくのはちょっと怖いなと言うのが正直な感想です。←(おそらく着床し難いのでは?と思います)
結果、何百万という費用を無駄にするだけでなく、初期流産という悲しい思いを繰り返すことになりかねません。
流産もせず妊娠しやすい身体にしていくためには、先ずは自律神経を安定させて、脳からのホルモンバランスや全身の血流がよくなるような状態を作らなければなりませんでした。
この事実に気がつくまで15年以上も掛かってしまいました。
まだ早い!妊活はするな!
間違いだらけの妊活ケア、子宝体質3つのポイント!
まずはじめに、妊活に向けて必要なことは、ご自身の体質や状態について知ることだと思います。←これが一番大切
自律神経の興奮症状は多数あります。中でも重症度の高いものとして
- 光が眩しく感じる
- めまいや立ちくらみが頻繁にある
- 手足がよく冷える
- 寝ている時、歯ぎしりをしている
- 慢性的な便秘症である
これらはすべて体が興奮性(緊張)に働いているときに起きる症状となります。
特に寝ているときや、夜に休んでいる時にこのような症状が出ていると、休むときに休めてないことになってしまい妊娠に不利となってしまいます。
普段の生活に潜んでいる3つの罠
その1-食事(糖質)の罠
炭水化物など糖質の取りすぎによって、自律神経が乱れてしまっている方が多くいらっしゃいます。
その2-入浴(温活)の罠
熱いお風呂への入浴で、自律神経を更に興奮させてしまっているケースが多く見られます。
その3-必要な栄養素の罠
貧血などで鉄剤を飲まれている方も多いのですが、胃の働きの低下によって吸収障害が起きていることがあります。
最近では、ほとんどの病気は生活習慣病が原因になっていることが大多数です。
あの癌でさえ生活習慣の改善で再発率が抑えられるとも言われています。
経験者として少し厳しいことを言いますが、手っ取り早く妊娠できたり、病気が治ったりする方法はありません。
生活習慣の見直し改善があっての妊活だということを肝に命じて欲しいのです。
不妊鍼灸ってどういったことをするの?
東洋医学と耳つぼ療法で神経の興奮を癒やす
婦人科などで論文も多く出ている温熱治療器サンビーマーや電気治療器のパイオニア全医療のオームパルサーの最上級モデルを導入しています。最新医療機器による刺さない鍼がメインとなりますので、鍼がはじめての方でも安心です。
東洋医学・マイクロカレント療法による全身調整
東洋医学による経絡・経穴学に最新医療機器であるマイクロカレント療法(生体微弱電流)を組み合わせた施術となります。
刺さない鍼治療に、体に感じない程度の微弱電流を流す施術となります。小さなお子様からお年寄りまで、お気軽にご利用いただける方法です。
米軍も注目、耳針療法
耳鍼療法は世界でも注目されており、現在、様々なところで採用され始めています。
反応している経穴(ツボ)は、電気が流れやすくなっているという特徴がみられます。耳つぼを電位測定することにより、反応点(ツボ)を正確に捉えます。
鍼といっても今回皆様にお使い頂くのは、鍼の先がわずか0.3mmのものを使用致します。
触っても感じるか感じないか程度なので、チックとした痛みを感じることは殆どありません。うちの子供でも使用しているような耳鍼ですから安心してお使い頂けると思います。
※直接鍼を刺す治療は、美容の場合と頭皮の鍼、またはトリガーポイントなど痛みの施術の場合となります。
実績のあるサンビーマーによる温熱療法
実際に効果など確認され論文も多く出ているサンビーマーによる温熱療法を行っております。
癒やしによる血管拡張後に、施術することでさらに効果を高めています。
ハリ治療で妊娠率アップ!
体外受精の前後に、女性の体をリラックスさせる鍼施術をすると、妊娠率が大幅に向上するという研究結果を、ドイツと中国の研究チームがまとめた。米生殖医療学会誌に掲載された報告によると、同チームは、体外受精を受ける女性百六十人を二グループに分け、一方には体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後にハリ施術を実施。残りのグループには、鍼施術をせず通常の体外受精を行った。
その結果、鍼施術グループの妊娠率は42.5%に上り、通常施術の26.3%を大幅に上回った。体外受精の妊娠率は、高くても三割程度とされ、繰り返し施術を受けるカップルの精神的、金銭的な負担が問題になっている。妊娠率が向上する詳しい理由は分からないが、同学会のサンドラ・カーソン次期会長は「確実に検証されれば、妊娠率向上に役立つ手法になる可能性がある」と注目している。
2002年(平成14年)4月30日 夕刊 讀賣新聞
ここみの杜 Q&A
ここみの杜は不妊で悩む女性のための相談室
当時の私達夫婦もそうでしたが、こういった相談ってどこにしてよいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
近い友達や身内などにも相談しにくいと言うか…
そんな経験もあったものですから、私のところでは相談しやすいようメールにて無料の相談室を設けております。
いくつかの簡単な質問をさせていただき、そのメールをもとに体質を判断し、その方一人一人にあった改善策や生活習慣のアドバイスなどさせて頂いてておりました。
本来はお会いしてお顔などを拝見し病証を判断するのが一番ですが、メールのやりとりだけで解ることも多いので、お気軽にお申し込み頂ければと思います。
最後に…
最近、密かに不妊で悩まれてる若いご夫婦が、ものすごく増えていると知り合いの美容師さんがおっしゃっていました。
私もその一人だったわけですが、若い頃は続けていればそのうち授かるのだろうと思っていた時期もありました。
しかし、その結果は…もう、ご存知ですね。^^;
こんな些細なことでと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、妊活では、このほんのちょっとの知識の違いが、のちのち大きな差となって現れてしまうということを、私達家族の体験談を通して一人でも多くの人に知ってもらいたいのです…。
この思いが一人でも多くの方に伝われば幸いです。
ここみの杜鍼治療室
院長 陳駿輝